活性酸素はこんな悪さをする
がん
活性酸素は細胞の中にある遺伝子を傷つけます。
これにより遺伝情報に狂いが生じ、本来とは異なった細胞分裂が起こり、
突然変異によって細胞がガン化します。
本来ならば、DNA修復遺伝子がガン化した遺伝子を修復するはずですが、
活性酸素はこのDNA修復遺伝子も破壊してしまうため修復不能になり、
ガン細胞が増殖します。
動脈硬化
活性酸素は、血液中のコレステロ−ルを酸化して過酸化脂質に変質させた上、血管壁に沈着させます。
変質したコレステロールを食べて片付けるため、食細胞のマクロファージが作動します。
しかしその量が多すぎると、マクロファージは油ギトギトの泡沫細胞となり、死んで血管壁の内側に溜まります。
このように、活性酸素が原因で生じた過酸化脂質や泡沫細胞が動脈の壁に溜まり、
血液の流れを妨げた結果起こるのが、動脈硬化です。
糖尿病
糖尿病とは血液中の糖の濃度が上がる病気ですが、
原因は血糖値を下げるホルモンであるインシュリンの働きが弱まることです。
インシュリンはすい臓のランゲルハンス島にあるβ細胞で作られますが、
活性酸素はこのβ細胞を攻撃して、インシュリンの製造能力を弱めてしまいます。
これが糖尿病の原因の一つと考えられます。
この他、白内障、アトピ−性皮膚炎、リウマチ、痛風など、
病原菌による感染症を除いたほとんどの病気に、
活性酸素が何らかのかたちで影響しているとも言われるほどです。
そして勿論、肌のシミやシワ、骨の衰えなどの老化症状にも活性酸素が深く関係しています。
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